盲導犬に関わるボランティアをしてみたい!という方のために、どのようなボランティアがあるのかご紹介します。
パピーウォーカー
盲導犬のボランティアときいて、最初に思いつくのが、盲導犬候補の子犬を約10ヵ月間、家族の一員として迎えて愛情を込めて育てるパピーウォーカーというボランティア。
子犬は家族と共に様々な経験や出会いをする中で、社会や家庭の中で暮らすためのルールを学んでゆきます。
繁殖犬ボランティア
盲導犬としての資質を持ったお父さん犬、お母さん犬を家族の一員として迎え、日常を一緒に生活しながら、繁殖犬引退になるまで預かるボランティアです。
母犬の場合、産後の子犬の一時的な飼育(委託するまで)をすることもあります。
引退犬飼育ボランティア
引退した盲導犬(約8年間盲導犬として活躍した後、引退した10歳前後の犬)を家族の一員として迎えていただくボランティアです。
キャリアチェンジ犬飼育
キャリアチェンジとは・・・身体的に懸念がある犬や、訓練を行ったが性格的に盲導犬に向かないと判断した盲導犬の候補犬のことをいいます。啓発活動の場でデモンストレーションなどを行う盲導犬PR犬や、手足が不自由な方のサポートをする介助犬として活躍することもあります。
(キャリアチェンジ後に家族の一員として迎え飼育しますが、基本的には『委託』ではなく『譲渡』となり、ボランティアではありません)
パピーや引退犬など直接、犬に関わるボランティア以外にも様々なボランティアがあります。
イベントボランティア
イベントボランティアは各地域での啓発イベントや街頭募金を一緒にお手伝します。
イベント開催時に募集することが多く、お近くの協会のホームページに登録します。
ケンネルボランティア
主に訓練センターで、犬舎の掃除・犬用タオルの洗濯・犬の手入れや散歩・排泄・給餌・子犬の世話、盲導犬ユーザーが盲導犬をシャンプーするときの補助などを行うボランティアです。
その他に盲導犬が着用する服を自宅で作る縫製ボランティア(現在は募集なし←?)、リネン類の寄付など、様々なボランティアがあります。
お家で犬を飼うことができない方や、お仕事で不在がちという方でも、盲導犬に関われるボランティアはたくさんあります。
☆ボランティアをお考えの方は、ぜひ一度お近くの協会にお問い合わせしてみてくださいね☆
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