トイレのしつけはしっかりと!盲導犬などの《ほじょ犬》が使える専用トイレ

管理人
2019/07/31追記:
コメントにて、他の施設にも補助犬専用トイレがあることを教えていただきました!

7月21日付のニフティニュースに、こんな記事がありました。

盲導犬のトイレ事情、考えたことあった? JR東日本が「専用トイレ」を初設置した理由|ニフティニュース

補助犬用の専用トイレがあるだなんて!恥ずかしながら知りませんでした。

 

盲導犬の場合、パピーウォーカー中にトイレトレーニングはしっかりと行います。

一番重要で、一番難しい躾かもしれません。

犬の意思だけではなく、人間側のタイミングで排泄をさせる訓練

盲導犬はお仕事中、犬自身が「したい!」と思っても、自由にトイレへ行けるわけではありません。

なので、パピーウォーカー中からトイレに連れて行けるタイミングで連れて行き、声掛けをして、その場に用を足させる練習をします。

よっぽどお腹を壊すなどしない限りは、人間側でコントロールできるようになるのです。

 

我が家のつぼみは盲導犬候補から繁殖犬へと進んでいますが、7歳の今、トイレは

  • 朝食(6:30頃)のあと
  • 午前の散歩の前後(9:00〜11:00頃 ※季節によって変動)
  • 午後の散歩の前後(15:00〜17:00頃 ※季節によって変動)
  • 夕食(18:30頃)のあと
  • 寝る前(24:00頃)

と、ほぼ決まっています。

外出などで8時間以上不在にしていても、粗相することはありません

声をかければ『出せる』、かけなければ『出ない』

地域、協会によって違いはあるかもしれませんが、北海道盲導犬協会では排泄時の声かけは「ワン・ツー」です。

過去は「シーシー、ベンベン」などと言っていたこともあるらしいですが、言う側の抵抗が強く「ワン・ツー」になったのだそう(笑)

こういったコマンド(声掛け)でコントロールするため、散歩で歩いている最中にあちこちマーキングしたり

リードを付けて歩いているのに、その時の気分によって出してしまう…ということはほとんどなくなります。

パピーウォーカー中に

  1. 出したそうな時(食後がベスト)にトイレに連れて行く
  2. 排泄をするときに「ワンツー、ワンツー」と言い続ける
  3. 排泄後に褒める

を繰り返すことで、言われると出したくなる(まさにパブロフの犬ですね!)→言われないと出さないことが身についてきます。

もちろん失敗も多々あり…最初は粗相との格闘になります😅

やっぱり排泄は気を遣う。専用トイレはありがたい!

どんなに訓練していても、排泄という行為はやはり『人目に触れさせたくない』ですし『臭いや処理にも困る』ことです。

ですから、今回知った《補助犬専用トイレ》というのがあるのは、ユーザーさんにとってはとっても助かること。

記事の最後に

調べるとさいたま新都心駅以外に、羽田空港や成田空港、東京芸術劇場や京王プラザホテルにもあるようだ。

とありますので、関東方面にしかまだ無いようです。

どんどん普及してほしいなと思います。

現在補助犬専用トイレがある場所の、具体的なトイレの位置

記事にあった5ヶ所のトイレについて、調べてみました。

詳細は一覧うしろの各施設リンクからご確認ください。

2019/07/31追記:情報提供いただいた他施設

  • 福岡空港
  • 東京都豊島区役所
  • 新千歳空港
  • 秋田空港
  • 富士山静岡空港
  • 那覇空港
  • 沖縄県立博物館
  • 福岡市市民福祉プラザ
  • 東京都世田谷区役所
  • 札幌市豊平区役所
  • 新潟市総合福祉会館
管理人
後日精査して、専用ページを作りたいと思います。情報提供ありがとうございます!

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5 件のコメント

  • 新千歳空港にも2箇所ありますよ。

    A連絡橋下は団体客でごった返しているので、B連絡橋下の方がお勧めです。

    • 石井孝司さま
      コメントありがとうございます!
      リンク先拝見しました。たくさんありますね!
      どんどん普及しているようでうれしいです。
      後日、こういった施設紹介の専用ページを作ってもいいな…と思い始めました。
      貴重なきっかけを、ありがとうございました!

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