パピーウォーカーとは
盲導犬候補の生後2ヶ月前後の子犬を約1年間、一般家庭の中で飼育する里親ボランティアのことをパピーウォーカーと呼びます
様々な家庭環境の中で愛情をかけ育てられた子犬は、人間への親しみや信頼を深めながら大きくなります。
人間と暮らす上での最低限のルールやマナーを学びながら、様々な経験を積み重ね、社会性を深めていきます。
盲導犬育成にはパピーウォーカー以外にも様々なボランティアが関わっています。
- 盲導犬としての資質を持つ犬(繁殖犬)を預かり、出産、パピーウォーカーに引き渡すまでの子育てを手伝う繁殖ボランティア
- 身体の事情や訓練の途中で資質的に盲導犬に向かないと判断され進路変更(キャリアチェンジ)した犬を受け入れるキャリアチェンジ犬飼育ボランティア
- 引退した盲導犬を受け入れる引退犬飼育ボランティア
などが代表的なボランティアです。
犬を世話する以外にも、関連グッズを購入したり、イベントに参加し募金することなどで、盲導犬の育成を応援することが出来ます。
パピーウォーカーになるには
- 希望する協会に連絡を取り、仮申し込みをする
パピーウォーカーをやる決心がついたら、まずは希望する協会に連絡を取ってみましょう。
分からないことや心配なことがあったら、遠慮せず質問しましょう。 - 説明会や面談で詳細な説明を受ける
子犬委託に関する細かいスケジュールや準備するもの、飼育する上で気をつけることなど細かい説明を受けます。 - 正式に申し込みをする
決心が固まったら、正式に申し込みです。
申し込みの際には、受け入れ家庭の家族構成や飼育する環境などを書き込む場合もあります。 - 委託時期が決まるまで待機する
申し込みをしても、子犬がすぐにやってくるとは限りません。
いつ連絡が来てもいいように受け入れの準備をすすめましょう。 - 委託日程が決定する
もうじきあなたもパピーウォーカーの仲間入りです。
どんな子がやってくるでしょう?楽しみですね! - 委託日に子犬を家庭に受け入れる
かわいい子犬がやって来ます。まずは移動で疲れた子犬を休ませてあげましょう。
母親や兄弟と別れたばかりの子犬は寂しくてクンクン鳴くかもしれません。そばに居て、やさしくなぐさめてあげましょう。
夜鳴きはずっと続くわけではありません。数日の我慢です。子犬と一緒に頑張りましょう!
\こちらの記事もご一緒に/