『しつけ講習会』レポート

12月23日、北海道盲導犬協会にて『しつけ講習会』が行われ、取材をさせていただきました。

そもそもしつけ講習会とは?と思う方もいらっしゃると思うので簡単に説明すると、普段は月に1度程度、同体(同じ母体、または同じ月齢の子犬)が集まり、パピーウォーカー講習会が開催されてます(数が少ない場合は何兄弟かまとめた行われています)。 今回行われたしつけ講習会は、それとは別に年に5~6回、全てのボランティアさんファミリーを対象にしている会です。 季節柄、今回はクリスマス会のような雰囲気のカフェスタイルで、軽食をとりながらの交流と、パピーたちは伏せた状態維持する練習(しつけ講習)をしていきます。

異なる月齢の子達や先輩方のお話を聞けたり、意見交換が出来る貴重な場所ですね。

今回参加したファミリーはPWが29組、繁殖犬2組で、参加人数は50名以上でした。 パピー同士じゃれあったり、ボランティアさん同士お話したり、とても楽しい雰囲気で進んでいました。

 

 

 

協会の方が私達を紹介して下さり、はがきフライヤーも初お披露目です。

裏にはパピーで来た頃のつぼみの写真。「かわいい~!!」との声も多く聞こえてきました。

ボランティアさんとお話をさせていただいたり、パピーたちの撮影をさせてもらいました。 「可愛すぎてついつい甘やかしてしまう」「人や他の犬が多くいる所に行くと、跳びかかってしまったり、落ち着きがなくなってしまう」等の困っていることのお話も。

後半にはビンゴも行われ、終始ボランティアさんもパピーたちも楽しそうな雰囲気でした。

 

講習会には、札幌在住のユーザー、表谷さんと盲導犬のウィード号もいらっしゃっており、講演が行われました。

始まる前、協会の方から「待ての練習の絶好のチャンスです」とお話が。きちんとしつけ講習会の実践の場にもなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ユーザーさんは現在の視覚の状態、ウィード号に出会うまで、出会ってからのお話をしてくださいました。 冬の雪道では足の裏から伝わる情報しかなく、お互いに繊細に道を歩かなければならないそうです。

特に北海道ではロードヒーティングが入っている場所と入っていない場所がどうしても段差になり、滑りやすくなってしまう所が出来てしまいます。

ただ、その段差でもウィード号は止まってくれるので何かあるのだと分かり、ひとりで歩くより安心出来るというお話をしていらっしゃいました。

またユーザーさんは歩行の際、自分の頭の中にマップを入れて方向を認識しながら歩いている為、急に掴まれてしまうと方向の認識が変わって、どこにいるのかわからなくなってしまうそうです。

ですから街で困っている方を見かけた際には、「どうしましたか?」とまずは声を掛けてください、とおっしゃっていました。 その後、参加者からの質問コーナーもあり、様々なお話を聞くことが出来ました。

お話の中で、心に残ったところがあったので紹介させていただきます。

『視覚を失って良かったことは、盲導犬と出会えたこと、一緒にいられること』

正直、お話を聞くまでは『視覚を失って良かった』ことがあるということは考えたことがありませんでした。

なので本当に幸せそうにおっしゃったこの言葉が、とても胸に響きました。

 

お話が終わった後、交流会にも参加していらっしゃったので直接お話しをさせていただきましたが、ウィード号は大変優秀で、癖やトイレなど、困ることは一つもないと笑顔でお話してくださいました。

その際ウィード号はユーザーさんの膝に顎を乗せてリラックス。そばにいることがとても幸せそうでした。

お仕事が終わり、夜に家で休んでいる時も、必ず近くにきてくっついているそうです。

ウィード号を『相棒』と呼び、ウィード号との生活をとっても楽しそうに話す姿をみて、本当にお互いを信頼し合い、助け合って生活しているのだと感じました。

 

今回私は初めて盲導犬協会に行き、沢山のパピー達、ボランティアさん、さらにはユーザーさんともお話させて頂き、非常に貴重な体験になりました。

そして協会の方にご協力いただき、多くの方にこの『こいぬと365!』を知っていただくことができたことも、とても嬉しく思います。

今後も機会があれば参加させて頂き、ご覧になってくださっている皆さんに、少しでも現場の様子や声をお届けして行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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